宝くじ当選金の使い方。
学生時代に、O先生という人がいました。
薄くなっている髪の毛を肩まで伸ばしていて、四角い顔にメガネをかけた50~60代くらいのその先生は、かなり個性的というか悪の強い人でした(^^;
見た目は正直お世辞にも良いとは言えない感じだったのですが、息子さんは最近話題のあの大手アイドル事務所所属だそうで。
先生本人がそう言っていました。
でも、O先生の容姿からは、息子がアイドル事務所に所属できるなんてとても信じられなかったため、私と友人は「絶対ウソだよね~!!」と言い合っていたのでした。(^^;
そんなO先生が出す課題は、何十冊も本を読んでくまなく調べないとできないものだったので、私たちはいつも一苦労。
しかもその授業をとっている人は皆そうだから、図書館に行ってもお目当ての本は既に他の人に借りられていてなかったりして・・・図書館のはしごは毎度のことでした(>_<)
そして授業開始時間にも鬼のように厳しかったO先生。
チャイムがなる前の着席必須なので、チャイムがなったら滑り込もうがアウト!でした。
入室の許可がでないのです。
でも、O先生の授業を落とすと資格が取れないため、そのためだけに留年している人もチラホラ。(*_*;
話はつまんないわ課題は厳しいわで、もうほんっっっとに嫌な授業だったので授業内容は全忘れなのですが、授業中のO先生の雑談で記憶に残っている話が一つだけあります。
(授業の内容ではなく雑談ってところがね・・・笑)
それは、O先生の友人が宝くじで1等を当てたという話(゚д゚)!
以下O先生談 ↓
「僕の友人でね~地震の被災地のためにって宝くじを何百枚(何千枚だったかも?)も買ってね~、見事1等を当てたのがいるんだけど。」
「それをさ~全額被災地に寄付したら、一世帯当たりにいくら~みたいな感じで配布されちゃって怒ってたんだよね。」
「もっといい使い方あっただろ!って。笑」
「彼もまさかね~バラマキみたいな使われ方されるとは思ってなかったみたいでさ。」
「もっと有意義な使い方してほしかったらしく、政府のバカヤロー!悔しいからまた買う!っていってまた宝くじ買ってるよ。笑」
・・・・・・。
いやいやいやいや。
チョ、マテヨ!
そんな枚数宝くじ買うんだったら、最初からそのお金を寄付した方がいいんでないの?
だって宝くじは当たるかどうか分からんじゃん!
これ、運良く1等あたったからいいようなものを、当たらなくてつぎ込んだお金がアジャパーになる可能性の方が高いですよね??
宝くじって本当に当たる人いるんだな~ってのと同時に、いやいやそのお金で最初から寄付した方がいいじゃん!と思ってしまいました。
しかも、また買うんかーい!
どんだけ余剰資金あんのよ?
O先生は、一応”教授”なので、ご友人もまともな人が~・・・じゃないんですね。
もはや”ロマン”なのでしょうか?
随分前ですが、年末にやっていたTVで、道行く人に「年末どのように過ごしますか?」と聞く街頭インタビューをしていたのですが、それに答えていたうちの一人(若い男性)が、
「こつこつ貯めた70万で、宝くじを買います!(`・ω・´)キリッ」
「年末は、その当選結果を家でじっくり楽しみたいです」
って言っていたんですよ・・・。
その70万でもっと違うこと出来るだろ~!!!
もったいなくないか!?!?
そう思うのは私だけでしょうか。
もちろん、人が稼いだお金をどう使おうが個人の自由ですけどね。
そんな皆が夢見る宝くじですが、私は最高3000円しか当たったことがありません。
チーン。