シータとパズーにみる古き良き日本の言葉遣い。
金曜ロードショーで「天空の城ラピュタ」をやっていたので久々に見ました。
何回も見たことあるんですけどね。何度見てもやっぱり面白い~。
シータやパズーの言葉遣いが、ちょっと昭和初期っぽいところも新鮮です。(昭和初期知らないけど)
パズー「悪漢(あっかん)どもに追われてるんだ!!」
悪漢て・・・笑。
今どきは使う人いないですよね?この言葉。若い子とか知らないんじゃないかな~。
シータ「王だけが生き残るなんて滑稽(こっけい)だわ」
すごーく印象的なセリフです。でも、”滑稽”って今だとシータやパズーくらいの年齢の子はまず使わない言葉ですよね。活字で見かけることはあっても、音声としてはそんなに聞かない言葉です。
どうするんですか。もし女子中高生が「あいつ超滑稽だよね~」なんて話していたら。喫茶店で隣に座っていたらアイスコーヒー吹き出しそうです。いや、別にアイスコーヒーじゃなくてもいいんですが。しかも”喫茶店”じゃなく”カフェ”ですね、今は。
言葉は生き物だといいますが、本当にそうですよね。
言葉って、時代とともにかなり移り変わっていると思います。
昔の映画を見ると、そういう部分を感じとれるのがいいですよね。
特に宮崎駿監督の作品は、きれいな日本語が多くて、内容だけでなくそんなところも好きです。
正しい日本語、美しい日本語って本当に素敵。
まぁ、全然使えてませんけどね。私。
チョ~ヤバい~。