ミツバチとBSEと臓器移植
ずっと前なんですが、ミツバチが消えている!ということが話題になりました。
「地球からミツバチがいなくなると、人類は4年も生きられない」とアインシュタインが言ったとか言わないとか・・・。
全く考えもしなかったことですが、受粉をしてくれているミツバチがいなかったら、そりゃ大変なことになりますよね。
しかも、このミツバチの大量失踪は原因が不明らしく・・・農薬が原因だとか電磁波のせいだとか、色々言われていますが理由は未だもって分かっていないようです。
その特集をTVでやっていたんですが、ミツバチの話から、もうひとつその当時話題になっていたBSEに話が及んでいました。
その時にある専門家の方が、「自然界から一部を切り取ってそれを合理化しようとすると、必ず不具合が生じる」という風におっしゃってたんですね。
かなり前のことなので記憶が曖昧で、間違っているかもしれないのですが、ミツバチでいうと人間の生活のために無理やり受粉活動をさせること、BSEでいうと人間が美味しく食べるために、本来は草食であるはずの牛に、まるで共食いのように動物性飼料(肉骨粉など)を食べさせて肥えさせるなどの行為に対して、上記のようにおっしゃっていたと思います。
そこでふと思ったことがあるのですが。
私は臓器提供の問題について、臓器の一部だけを作り出すことが実現したら、副作用もなく移植ができ、ドナーを探す手間や苦労もなくなるので、それができたら一番いいよな~と思っていました。今はまだまだ現実味のない話なんですけどね。
でも、専門家の方が言ったことをこのことにも当てはめて考えてみると、臓器の一部を作り出すことも「自然界から一部を切り取って合理化する」ことになるのでしょうか?そうすると、そうやって作りだされた臓器だと、もともと体にある臓器では起こらないような不具合や脆弱な部分が出てきてしまう可能性がある・・・ということになるのでしょうか??
そんなことをぐるぐると考えていたのでした。
ちょうど、そっち方面の勉強をしている子(日本の最高学府T大生)がいたので聞いてみたのですが、良く分かりませんでした・・・(^^;
やっぱり実際に臓器が作られるようになってからでないと、どうなるかなんて分からないんでしょうね。